近年のカフェブームからか、最近はコーヒーの種類も自分で選べるお店が増えてきましたね。そんな時、どの種類を選んだらいいのか迷ったことはないですか？今回はコーヒーの簡単な選び方をご紹介します。ぜひ参考にして自分好みのコーヒーを選んでみてください。
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ブレンドorシングルオリジン
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焙煎による違いって？
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三大生産地
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アフリカ
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ラテンアメリカ
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アジア
1.ブレンドorシングルオリジン
まず、コーヒーは複数の産地のコーヒー豆を混ぜた「ブレンドコーヒー」と、ひとつの産地のコーヒー豆だけから抽出した「シングルオリジンコーヒー」の2つに分けることが出来ます。コーヒー豆そのものの風味は、品種や育った土地の条件によって変わってくるので、地域によって特色があります。ブレンドコーヒーは複数の産地の豆を混ぜているのでバランスの取れたものが多く、各店の真ん中のコーヒーと言えます。また、〇〇ブレンド、とお店の名前が付いているものもある通り、各店独自のブレンドなのでその場所ならではの味を楽しめるのが特徴です。逆に、シングルオリジンはコーヒー豆本来の地域の特色がそのまま感じられるので、コーヒーごとの違いを楽しみたい方や、自分の好みがはっきりとわかっている方におすすめです。
2.焙煎による違いって？
ローストと言われることもありますが、焙煎の具合というのは簡単にいうと生豆の状態のコーヒー豆をどのくらい焼いたのか、というレベルのことをいいます。浅煎り、中煎り、深煎り、極深煎りとなっていくにつれて段々と焙煎時間が長くなってゆき、並行してコーヒーの苦味が強くなって行きます。逆に酸味はどんどん抑えられて行くので、軽やかで酸味のあるコーヒーが好みの方は浅煎りを、ずっしりと苦味があり酸味が少ないコーヒーが好みの方は深煎りのコーヒーを選ぶといいでしょう。
3.三大生産地
ここからは産地によっての風味の特色をご紹介します。まず、コーヒー豆の生産地は大きく分けて3つの地域に分かれています。もちろん、同じ国でも製造方法や品種、また焙煎具合によっても全く風味が異なってきますが、やはり産地ごとに強みがあるので、大まかなの特徴として参考にしてください。
アフリカ
コーヒー発祥の地「エチオピア」をはじめとし、「ケニア」、「ルワンダ」がアフリカの有名な産地となります。アフリカのコーヒー豆ですが、何よりもベリーや柑橘系のようなフレッシュでフルーティな風味、酸味が特徴です。酸味、といっても酸化したような酸っぱさではなく、果実のようなジューシーさが感じられるので、最近のカフェでは好んで選ばれています。フルーツケーキと一緒に飲むととても相性がよく、中でもアイスコーヒーで楽しむとその鮮やかな酸味が際立ち、よりスッキリ感が味わえます。軽やかな口当たりのコーヒーがお好みの方、酸味がしっかりあるコーヒーを楽しみたい方におすすめです。
ラテンアメリカ
ラテンアメリカには世界最大の生産量を誇りコーヒーと言えばの国「ブラジル」、そして「コロンビア」、「グアテマラ」、「コスタリカ」など数多くの国が有名な産地としてあります。聞き覚えのあるであろうブルーマウンテンも、この地域のジャマイカでつくられています。ラテンアメリカは古くからコーヒーの品種の開発や環境の研究にも熱心で、安定感のある栽培が続いています。コーヒー生産国の数でも20以上ありますが、さらに品種や製法の豊かさからバラエティに富んだコーヒーが楽しめます。全体的な特徴としては明るい酸味を感じつつ、深いコクと豊かな香り、上品な味わいを楽しめます。新しいコーヒーに挑戦してみたい時や、そのリッチな味わいでほっと一息つきたい時におすすめのコーヒーです。
アジア
ブラジルに続く世界のコーヒー生産量2位の国「ベトナム」をはじめとし、「インドネシア」、「ミャンマー」「中国」「パプアニューギニア」など、アジア圏ほとんどの国でコーヒーが生産されています。まだコーヒーの生産地としてまだまだ発展途上中の国が多いことや、地形・気候から、病気に強く、高温多湿な場所でも育ちやすいロブスタ種という品種がとても多く栽培されています。ちなみに、比較的栽培しやすく、がつんとした苦味と渋さが特徴のロブスタ種は、缶コーヒーやインスタントコーヒーに使われることが多く、日本ではほとんどがアラビカ種という、栽培は難しい代わりに風味豊かな品種が流通しています。アジア産のコーヒーの特徴は、しっかりとした後味の感じられる大地のような風味、ハーブ感、チーズのようなコクがあり濃厚な味わいです。ずしっとしたコーヒーの重さを感じたい方、そしてお食事のお供として楽しみたい方におすすめです。
【まとめ】
今回はコーヒー選びの際に使える、コーヒーのブレンド、焙煎、生産地ごとによる風味や酸味の違いをご紹介しました。こちらを参考に実際にコーヒーをのんでみて、自分の好みをみつけてみてください。
